ストーリーの橋の端

個人のアウトプット・スペースです。

某定食屋でのグチ

私がよく利用する有名全国チェーンの某定食屋に対し、言いたいことがある。

 

いや、正確には、お店ではなく、そこにご飯を食べにやってくる客に対してである。

 

このお店は、全国的にも知られる有名チェーンの定食屋で、お代わり自由がセールスポイントの食べ物屋さんである。メニューも豊富で、ご飯もおいしく、なおかつお代わり自由ときたら、行きつけとして利用したくなるのは私のようなアラフォー独身会社員だけではないだろう。そんなことは、重々承知しているつもりだ。

 

しかし、それでも言いたい。そこに集う一部の客に。

 

ここは居酒屋ではないんだぞ。

 

ここはファミレスでもないんだぞ。

 

まして、何時間もダラダラ居座ることを許された喫茶店じゃないんだぞ。

 

なぜ、決して広くはない駅前の定食屋に、5人も6人もの団体客がドカドカと押しかけてくるのか? このお店のマックス席は4人掛けテーブルである。それはつまり、それほど多くの団体客を想定したお店の作りにはなっていない、ということを意味するのだ。

 

この店舗に限らず、だいたいの定食屋はそんなもんだろう。

 

お店の選択を間違えている、と感じるのは、私だけだろうか。

 

それとも、単に私の了見が狭いだけだろうか。

 

気心のしれた連中と大人数で詰めかけて、ごちそうさまが済んでもすぐに帰るわけがないのだ。絶対、小1時間くらい、あーでもないこーでもないとくだらないおしゃべりを続けるに決まっているのだ。つまり、この連中はハナから長居をするつもりで来ているのだろうと、いらぬ勘繰りを入れたくなる。

 

確かにこの定食屋は、ビールやおつまみも売っているので、安い居酒屋の代わりにはなるだろう。ファミレスに入っていろいろ注文するよりも、財布に優しくてお得かもしれない。そんな計算も働くからこそ、手軽に利用する集団の客も多いのだろう。けれど、定食屋の基本は定食を食べること。これに異論のある人はいないだろう。そして食べたらできるだけ早くお暇する。これも、多くの利用客の間で暗黙の了解となっているはず。だから、大学生がサークルの打ち上げなどに使っているところを見ると、どうしても眉をひそめたくなるのだ。

 

別に、間違いではないことはよく分かっている。お店としても、大勢の客が来店してくれて繁盛するのはうれしいはずだ。店長でもスタッフでもなく、一常連に過ぎない私がとやかく言う問題ではないことも確かだ。しかしそれでも、「本当にその選択でいいんですか?」と問いたいのだ。

 

本当は本人たちか、お店の店員にグチをこぼしたいのだけれど、それは完全なお門違いであると分かっているから、こうしてブログで愚痴っているのである。